中途採用の新人を温かく迎える職場環境
2022/08/09
「あれ?中途の〇〇さんに、警戒されている気がする…」
なんだか違和感を覚えた瞬間がありました。
例えば
・会話が上辺だけ(ご自身の事をあまり話してくれない)
・一歩引いたところから様子を見ている(気がする)
面接のときから感じていた事だったので、
「あぁ、やっぱりなぁ」と改めて思いました。
さて…どうしましょうか。
実力は非常に高い、必ず活躍するだろう
という思いがあったので
「まぁ、大丈夫だろう!」
とあまり心配していませんでした。
(おいおい…)
結果としては職場にも馴染んで実力を発揮して
くれたと思います。
ですが、入社時の対応を間違えていたらと思うと
ぞっとします。
心配はしていませんでしたが気を付けたことが
いくつかあります。
1.しつこく会話を求めない事
2.残業をさせない事
3.時々一言かける事
警戒しているということは、心身ともに非常に
ストレスがかかっています。
そんな状態の人に輪をかけてストレスを
かけないように心がけました。
ですが、指示せずに放置も良くありません。
そこで時々一言かけるというのも重要になってきます。
気をつけている時の会話と一言かける時の
内容ですが、最初は100%仕事の話にします。
相手に求める答えはYes or Noで答えられる
返事だけすればいいもの
あるいは1 or 2で答えられる選択させるもの
を中心にします。
ついでに相手の実力も確認しておきます。
「あぁ、やっぱり実力あるなぁ。」
「これを任せるのはまだだな。」
このあたりの見極めをしておくと
指示の的確さも上がっていき、
お互いの仕事に対する満足感もあがっていきます。
充分に仕事の意思疎通ができるようになって
仕事以外の話題を振る時には
「〇〇さん、コーヒー好きだよね」
くらいの軽い内容から始めると
受け入れてもらいやすいです。
相手自身の現在のことから始めて
過去の職場の事や家族のことと
広げていくとよいです。
警戒感の強い中途採用の方が職場に
配属されたらどうしましょう?
まずは深追いしないことです。
じっくり様子をみましょう。
・仕事に慣れてもらう
・ご本人のことを伺う
・過去の職場や家族の事を伺う
仕事に支障がなければ無理に聞いていく
必要はありません。適度な距離感を掴みましょう。