リーダーが提供したいやりがいのある仕事（技術多様性、完結性）

「この仕事面白い！！」

「やりがいのある仕事だったなぁ」

「次はどんな仕事だろう」

 

部下にはそう思ってもらいたいものですよね！

 

やりがいのある仕事はどの様な特長を

備えているでしょうか（職務特性モデル）

 

「やりがいのある仕事」の１回目の記事です（全二回）

 

１．技術多様性

 

「この資料100部コピーして会議室に準備して」

 

この仕事を完遂するには

・100部の印刷命令をかける

・資料を束ねる（ホチキス止め）

・会議室に並べる

だいたいこのくらいできれば完遂できます。

 

時間のほとんどがマシンタイム（コピー時間）か

単調作業（ホチキス止め、並べる）の繰り返しです

 

段々飽きてくる様子が容易に想像できます。

これではやりがいのある仕事とは言えないですね。

 

一方で例えば

「半年後に事業所をオープンします。オープンまでの

段取りを整えてください。」

 

こういう仕事だったらどうでしょうか？

（部下の方の力量を考慮しなければなりませんが）

 

・建物だけは決まっている。

・内装工事しなきゃ（工事）

・届出や申請が必要なのはどんなことだ？（申請）

・いくらかけていいの？（予算）

・具体的に何月何日から何ができないといけないの？

・一人じゃできない、チーム編成が必要だ（人選）

 

こうなるとあれもこれもとなりますが、

あれこれ必要だという楽しさがあります。

この楽しさがやりがいにつながります。

 

２．職務完結性

 

「事務所の箱ティッシュ、切らさないように管理して」

という仕事を依頼した場合

 

１．現在使用中の残量確認

２．補充

３．在庫量確認

４．発注管理

 

このくらい業務を分けられるかと思います。

 

１の担当、２の担当、３の担当、４の担当

と４人に依頼した場合、もし適切に管理

できていないとしても人のせいにしてしまったり、

「自分の仕事だ」という思いが薄れてしまったりします。

 

そうならないようにするために、

一つの業務は一人で完結できる、

難しい場合はせめて全体を把握できる形で

依頼できるとやりがいにつながります。

 

 

やりがいのある仕事ってどんな仕事でしょうか？

部下に仕事を依頼するときに、やりがいをもってもらえると

依頼した方も気持ちよく仕事を進めることができます。

 

１．技術多様性

　色々なスキルを活かせる仕事を依頼しましょう

２．職務完結性

　一つの業務の一部より、一つの業務全てを任せる方が

やりがいを感じられます

 

やりがいのある仕事にはあと二つポイントがあります。

次回の記事でお届けします。