リーダーが提供したいやりがいのある仕事（重要性、自律性、フィードバック）
2022/10/15
「この仕事面白い！！」
「やりがいのある仕事だったなぁ」
「次はどんな仕事だろう」
部下にはそう思ってもらいたいものですよね
やりがいのある仕事はどの様な特長を
備えているでしょうか（職務特性モデル）
「やりがいのある仕事」の２回目の記事です（全二回）
１．技術多様性
２．職務完結性
１と２が前回の記事です。
今回は「職務重要性」「職務自律性」
「職務に対するフィードバック」についてです。
３．職務重要性
自分の仕事が一緒に仕事をする同僚や会社
に対して十分に寄与していると思える仕事
重要なのは仕事を依頼された側がどう感じるかという部分です。
企業、部、課を運営する上で重要でない
仕事は基本的に存在しません。
ですが、仕事を受ける立場の人からすると
「これって重要？」「私がこの仕事をするの？」
という疑問は湧いてきます。
「この仕事は重要だからあなたに依頼している。」
という思いの部分を相手に伝えられると最高です！
４．職務自律性
言われたことだけでなく、自分で考え工夫できる仕事
「任せて貰えている！」という実感を持ってもらう
ことが大切です。
失敗するかもと思うと最初は自由に任せるのが
怖いかもしれませんが、ある程度自由にやってみて！
と言える仕事、環境を整えてあげることが重要です。
「今月あと50個売りたいんだけどどうかな？」
「販売手段を考えてみてくれない？」
あまりに無謀な挑戦で無ければ、
ある程度裁量を持って職務に従事できることは
やりがいにつながります。
５．職務に対するフィードバック
職務に従事した結果、どうなったかを知る事ができる仕事
４の例で「50個売りました！」という報告をされた場合
「よく頑張ったね！」「どんな工夫をしたの！？」
というように成果、報告に対してフィードバックを
返すようにすると仕事に対するやりがいが高まります。
フィードバックのコツは「即」返すことです。
「よーし！やったぞ！」という思いを一番
持っている時にフィードバックを返すのが最も効果的です。
やりがいのある仕事とはどんな仕事でしょうか？
- 技術多様性
- 職務完結性
- 職務重要性
- 職務自律性
- 職務に対するフィードバック
５つのポイントをお伝えしました。
全ての職務に５つのポイントを意識するのは
難しいかもしれません。
ですが、「いつもありがとう、助かるよ！」
と伝えるだけで重要性は高まりますし
「まず自分で少し進めてみて！」というだけで
自律性が高まります。
５つのポイントと相手に寄り添う気持ちで
仕事のやりがいは高まるかもしれませんね。
