上司にすぐ判断してほしい時に使いたい効果抜群の一言
2022/08/28
課長「部長、明日いくらで提案しますか?」
部長「あー、考えておく。」
課長「わかりました。資料に書かなければならないので
明日の朝までにお願いします。」
次の日
いつまで待たせるんだろう、あと1時間で打ち合わせ
始まっちゃうぞ
課長「部長、いくらにしますか?」
部長「え?なんだっけ?」
課長「部長!困りますよ!もう始まっちゃいますよ!?」
部長「昨日のうちに決めていないのが悪いのだろう!?」
課長「えぇっ…」
上司に判断してもらわなければならない事
たくさんありますよね。
重要になればなるほど、慎重に提案して
判断を仰いでいるかもしれません。
しかし
・なぜか判断してもらえない
・いつもぎりぎりになる
・下手をすると自分のせい
こんな状況に見舞われていませんか?
どうして判断してもらえないのでしょうか?
一つ原因を挙げると上司は忙しいからです。
いやいや、忙しくないから!!
ずっとパソコンでニュース見ているし!
ひまでしょ!?
確かにひまな方もいらっしゃるかもしれませんが
大多数の上司は忙しいです。
しかも忙しいタイミングや内容、質が
一般従業員と異なります。
そのため、自分が忙しくないタイミングを
見計らって判断を迫ったとしても
上司としては最悪の超忙しいタイミングかもしれません。
判断を迫るタイミングはよくよく考えましょう。
また、即判断してもらえる確率を上げる一言があります。
課長「部長、3,000円と10,000円どちらにしますか?」
選択肢にして選んでもらうという方法です。
忙しい上司に
「いくらにしますか?」
という無数の選択を迫ると判断してもらえる
確率が下がります。
これは一般従業員が思っているより
実ははるかに多くの事を考えて決定
しなければならないからです。
相場は?他社は?前回は?去年は?
一瞬で考えられないことを突きつけられると
判断を先送りにされがちです。
そんな時は選択肢にして選んでもらうようにすると
判断の負担を一気に減らすことになり
判断してもらえるようになります。
ここで注意点が一つあります。
それは、選択制にすると結果の広がりを
制限してしまうことです。
先ほどのように3,000円?10,000円?と
聞いて10,000円と判断された場合、
実は100,000円で売れたかもしれない
という結果を潰してしまうことになります。
つまり、判断を早くした方がいいことと
議論を尽くした方がいいことがあり
議論の余地があった場合は全体として
損をする場合があるという事になります。
あー、上司に早く判断してほしい!!
そんな時は選択肢を持って迫りましょう。
判断してもらえる確率がぐっと上がりますよ。
でも一点注意!
充分に議論を尽くさなければならない案件は
判断を急ぐと損をしてしまう可能性があります。
判断を急ぐか議論を尽くすか
案件ごとに使い分けられるといいですね!